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2014
07,12
14:38
熱くてとけそうだよ!!!!
CATEGORY[未選択]
哲さんと純さんの大学について本気出して考えていて、基本的には同じ大学がいいんだけど、別の大学もうめえうめえって思ってて、それだピクシブで別に大学にしているわけですが、あれはあれで。同じ大学だったらの妄想で、
哲さんは先に明治大学推薦で決まっちゃってるから、純さんはセレクションじゃなくて受験で明治大学を受験するわけですよね。野球部の中で受験ぽいことしてるのって何か純さんだけっぽいから、他の子はセレクション受けて、純さんだけ何か受験ぽい…ていうことは、セレクションじゃなくてやっぱり受験で!!!明治を狙っているのでは!!!!ないかと!!!!
んで、
秋ごろから本格的に受験態勢に入って、後輩の練習にも顔を出さず、授業が終われば図書室かすぐに寮へ。そんな純さんにちょっと不安な哲さん、の前提でね。
<付き合ってません>
ここの所、純とまともに話をしていない。初詣に一緒に行った時、やたらと長く手を合わせていたので「何をそんなに祈願しているんだ」と聞いたら「そりゃお前、受験合格に決まってんだろ」と返された。
でも、どこの大学を受けるとか、受けるつもりだとか、そういう話をしたことは無い。正直純の学力がどれほどなのかは知らないし、ここ数か月やたらと勉強をしているから、それなりの大学を狙っているのかもしれない。この二年半、頭は全部野球のことに使ってきたからなと笑っていたが、それを取り返しても余りあるほどに努力している。先にさっさと推薦で大学を決めてしまった自分からは何も言えないし、言ってはいけないような気がする。
「純、もう帰るのか」
「おう、じゃあな哲!」
今日もだ。推奨はされていないが、帰り道にどこかに寄って少しでもいいから話をしたかった。相談の一つもしてくれない。今までは、何でもないようなことでさえ話してきた仲なのに。
いつも、純の方から話をしてきてくれた、自分はそれを黙って聞いているだけだった。それで良かった。純が楽しそうに自分のことをたくさん話してくれるのが嬉しかった。
純が話しかけて来ないだけで、こんな風になってしまうのか。あらためて思った。自分からは、何もしてこなかったのではないか。
このまま高校を卒業し、何となくの連絡先を交わして、確証の無い約束をする。
口先だけの「また会おうぜ」そんなことに、果たして耐えられるだろうか?
思い出した時にメール、そしてたまに電話。ひょっとしたら地元に帰ってしまうかもしれない。
それでも俺は何も言いだせずに、そのうち、純がどこかの大学に受かったようだと噂を聞き、それから純は何だか毎日あわただしくなり、廊下で休み時間にすれ違い言葉を交わす程度になった。
俺たちはこの程度だったのか?
授業が終わり放課後、教室でクラスメイトと何かの雑誌を見てわいわいと話している純を見て思う。
俺たちはこのまま、離れてしまうのか?
卒業式で、女子たちにボタンをねだられながら純を見る。仲間たちと笑っている。
純、どうして何も話してくれない。
入学式の日、地下鉄の駅を降りて桜の咲く武道館へ。坂道を登りながら、携帯の着信を確認する。メール。ライン。高島副部長、太田部長。楠木、門田、丹波、クリス、御幸、前園、倉持。
……伊佐敷純、の表示は無い。
携帯を胸ポケットにしまい、ネクタイをぎゅっと締め直す。野球部指定の制服スーツだ。
先週満開になった桜が、少しずつ花びらを散らしていた。華やかに着飾った女子のふんわりとした服や、かっちりと着込んだ男子学生のスーツにはらはらと、はらはらと降り落ちる。
手を伸ばすと一枚、ふわりと花びらが落ちた。
武道館の入口は、学生でごったがえしていた。送られてきた入学式の案内を取りだし、受付の場所を確認する。
「哲」
呼ばれたような気がした。しばらく聞いていない、でも、忘れようも無い声だった。
声の方向には、見慣れた、そして見たかった、話をしたかった、そばにいて欲しかった、一緒にいたかった、その姿があった。
少しだけ伸びた髪を今日は丁寧に整えて。桜の木の下で、寄りかかって腕を組み、笑っている。
「純、何をやっているんだこんな所で」
「入学式」
「そうか、たまたまだな。俺も入学式だ」
他の大学の入学式もやるのか、合同か、それは大変だ。と受付を探してきょろりと辺りを見渡した俺を見て純が笑った。
「こっちだ」
「純?」
俺の手首を掴んで歩き出す。
「じゅ、純?」
「まだわかんねぇのかバカヤロォ」
俺が何着てんのかよーく見やがれ、と自分のネクタイを引っ張り、俺に見せつけるように差し出す。
俺と同じネクタイだ。俺と同じスーツだ。
野球部指定のスーツ、ネクタイ。
「今頃気づいたかよ」
「純!」
「また四年間、よろしくな」
純が拳で俺の胸をドンと突いた。
っていうやつな!
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